明細はディーププラクティスト10,000時間の法則で作られる
ディーププラクティスとは苦労を組み込んだ練習のことをいいます。
通常の10倍のスキル習得になるとこの本で言われています。
どういったやり方を行うかといいますと、
自分のできるレベルのやや上のレベルを行い、ミスを繰り返すこと。
コツといたしまして決められた苦労を用意して、ミスをして、必然的な修正を必要とする状況を作ることです。
例といたしまして、ブラジルはサッカー大国ですが、昔はそうではありませんでした。
なぜサッカー大国になったかといいますと、背景として、フットサルの拡大が挙げられます。
フットサルのボールはサッカーボールよりも小さく、重さがあるため、正確さが重要になります。
これにより足先のテクニックが向上します。
サッカーよりもやや上の苦労になります。
これがディーププラクティスです。
コートが狭いため、すぐに的に囲まれるので素早いパス回しやコンビネーションが必要になります。
そして人数が少ないためサッカーボールよりも同じ時間で触れる量が6倍になります。
つまりフットサルをやることがサッカーよりもやや上の苦労をやることになり、そこでミスを繰り返すことによって、結果的にサッカーは上達したと言うことです。
ディーププラクティスをやるためには3つのルールがあります。
1つ目がチャンクアップ
全体像を把握し絞り込んでいくことです。
これはまず全体を大きな塊として見ていきます。
次にそれを細かく分けて見ていきます。
そして最後に時間はかりながら固まりをわけていきます。
そしてその分けた塊を繰り返し学習します。
この学習後は1曲を通して学習するよりも学習効率が良いことがわかっています。
2つ目が繰り返す
この動きを実行し、考え、想像する。ただし3時間から5時間の時間を費やす必要があります。繰り返すことで感覚を身に付けることができます。