まだ自分には無理だ、物足りない、と思うようなことでも、それらしく振る舞うのだ。自分の望む奇跡的な人間になってしまうのだ。嘘でいいから、そうするのだ!やりたい役を演じなさい。演じるのは現実世界で、やりたい気持ちは内なる声だ。 1種のイメージトレーニングである。イメージトレーニングと言うと、スポーツの世界だけで取り入れられていると言う狭いイメージがあるが、ここでは、人生における夢や目標の実現、達成も視野に含めている。自分の人生を思い描き、絶対にこうなりたい、こうしたいと言うものが出てくる。ところが、今の自分にはまだその力は無い。遠く届かないかもしれない。何かではないか。そういう時は、タイガーの言う通り、すでに夢や目標が実現してしまっているふりをしてしまうのだ。ふりをしているうちに、自分でも不思議なのだが、なんとなく本気になってくるものだ。そうなると、自分の周りにその資料やグッズ、勉強材料も磁石に引きつけられるように集まってくる、必要な人まで集まり始める。こうして、結局、あなたは夢や目標を実現しているのである。