ラフターとレッカーの違い
工事現場で見かけるクレーンの一種に「ラフター」があり、大型特殊自動車の免許を取得すれば運転できます。
運転できる重量としては4. 9tから100tといった重いものでも容易に吊り上げて、移動させる仕事ができるため鉄板やコンクリート、土管などの重量がある物を新しく取り替えるとき重宝する乗り物です。
自走式のクレーンを指し、クレーンを上下左右に移動させたり、速く走る、向きを変える操作もすべて運転席で行います。
元々は“Rough Terrain Crane”と呼び、道路交通法で50㎞以上は出ないように作られている「ラフタークレーン」を指す言葉です。
建築現場で使うクレーン車を「レッカー」といいます。
柱を組み立てていくとき、人の力で運ぶのは難しいので効率よく移動させて使えるように導入されている乗り物です。
建築の現場に特化して作られている特殊車両であり、2階に資材を吊り上げるときに使えば短期間で作業が終えて早く建物が建てられます。
油圧式のトラッククレーンとして扱われていて、ワイヤーモッコからゴンドラといった種類が揃い、様々な違いがある建築現場で使えるのが魅力です。